信長・かわらばん
断捨離への道☆ゲームソフト編
コロナ禍と暑さのせいで、休みの日なのに、なかなか外出する気にならない今日この頃。ならば、家でできることは何かないかと考え、ふと「断捨離」にチャレンジしてみる気になりました。
断捨離とは、「断=不用な物を断つ」「捨=不用な物を捨てる」「離=物への執着から離れる」というヨガの思想から出来た言葉で、物への執着を捨て、不用な物を減らしてストレスフリーに生きることを意味します。不用な物を手放すことで、本当に必要な物の価値がわかるようになるのだとか…。なるほど、奥深いですね!
さて、まずは何から手を付けようか。と、目に飛び込んできたのは、テレビ台の中に並んでいるプレイステーションのゲームソフト約20枚。かれこれ20数年前、まだ学生だった頃に遊んでいたゲームたちですが、今はもちろんゲーム機本体もないため、遊ぶこともできない状態です。よし、不用な物見っけ!しかし、ふとこの間知り合いから聞いたこんな話を思い出しました。彼女は、高校生の時になかなかのアニメオタクだったらしく、お気に入りのアニメのグッズを大枚はたいて買いまくっていたそうです。その後社会人になった彼女はアニメへの熱は下がったのですが、今度はファッションに興味を持ち、ブランド服やネイルなどにお金を注ぎ込むようになります。やがて貯金が底をついてしまい、昔集めたアニメグッズを売ることにしたそうです。すると、そのグッズたちが、なんと買った時の十倍くらいの値段で売りさばくことができたというのです。「も、もしかして!」自分にとっては、遊べない昔のゲームソフトでも、実は希少価値があって、かなりの額で売れちゃったりするのでは!? はやる気持ちを抑えながら、スマホでゲームソフトの買取金額を調べます。
「仮面ライダー・・・10円! バ、バイオハザード・・・10円!! と、ときめきメモリアル・・・10円!!!」
しばらくして、スマホを手にしたままベッドに倒れこみ、つぶやく自分。「全部、捨てよう…」結局この日は、ゲームソフトの処分だけで、気力を使い果たしてしまったのでした。